ホットランナー付金型での使用

  1. 1

    先行製品加工終了

    先行樹脂をホッパーから抜き取り、シリンダー内も排出してください。

  2. 2

    準備

    【金型からノズルを切り離す】

    使用するZクリーン™の使用温度範囲内であれば、先行樹脂の加工温度を変更する必要はありません。

    ドライカラーを使用した場合、ホッパーの清掃は入念に実施してください。

  3. 3

    シリンダー内の洗浄

    【Zクリーン™を投入】

    通常使用量はフル計量で3〜5ショット分です(着色状態等で増減)

    【Zクリーン™で射出パージ】

    射出速度を下げれば洗浄効果はいっそう高まります。
    オープンノズルの場合は、背圧パージ(※)がさらに洗浄効果を高めます。

    背圧パージとは、背圧をかけながら計量することで、Zクリーン™を連続的に排出させる方法

  4. 4

    ホットランナー金型内の洗浄

    【金型のノズルを付ける】

    使用するZクリーン™の使用温度範囲内であれば、先行樹脂の加工温度を変更する必要はありません。

    【Zクリーン™でホットランナー内をパージ】

    成形機の計量を金型に射出する条件に戻してください。
    またショートサイクル(冷却時間カット)で実施すれば、洗浄時間が短縮できます。

  5. 5

    シリンダー内を後続樹脂に置換

    【金型からノズルを切り離す】

    【後続樹脂を投入】

    後続樹脂の加工温度にしてください。

    Zクリーン™から後続樹脂に切り替わるまで置換してください。

    シリンダー内をZクリーン™で洗浄した時同様の計量で実施してください。

  6. 6

    ホットランナー金型内を後続樹脂に置換

    【金型にノズルを着ける】

    成形機の計量を金型に射出する条件に戻してください。

    ノズルの温度を20~30°C上げれば、さらに後続樹脂へ置換されやすくなります。

    【後続樹脂で射出パージ】

    Zクリーン™から後続樹脂に切り替わるまで置換してください。

  7. 7

    洗浄作業終了